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更新日:2021年1月29日
山菜狩りやキノコ狩りが盛んになる季節を中心に、有毒植物やキノコを採取し、食べたことにより食中毒が全国で発生しています。
有毒植物やキノコによる食中毒にならないため、食用と確実に判断できない植物やキノコは「採らない!」「食べない!」「売らない!」「人にあげない!」のルールを守りましょう。
症状は、食べた部位の有毒成分や量などによって異なりますが、主な症状としては嘔吐・下痢・腹痛などの消化器症状のほか、発汗・手足のしびれ・意識障害など神経症状が挙げられます。重症の場合は死亡することもあります。
有毒植物や毒のあるキノコの中には食べられるものとよく似たものもあり、簡単で確実な見分け方はありません。また、葉や実、球根などが部分的に似ているものもあります。
豊富な経験を持つ人でさえ、食中毒になる事例も発生しています。ましてや知識や経験の浅い人は自分の判断だけで山菜やキノコを採取したり、食べたりすることは絶対に避けてください。
安全に食べられるかどうか不確かなものは食べないようにしましょう。また、他の人からもらったもので食中毒になった例もあります。食用かどうか不確かなものは人にあげないようにしましょう。また、人からもらったものも不安な場合は食べないことが大事です。
口に入れて強い苦みや舌のしびれなどを感じたら、すぐに吐き出してください。
また、食べた後に体調が悪くなったら、すぐに医師の診察を受けるようにしましょう。
観賞植物の中には食べると有害なものがあります。過去にも家庭菜園や畑の近くに植えた有毒な観賞植物を誤食し、食中毒になった事例があります。食用と園芸用植物が混じらないようにしましょう。
【参考】毒キノコに要注意(厚生労働省リーフレット)(外部サイトへリンク)
有毒植物に要注意(厚生労働省リーフレット)(外部サイトへリンク)
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