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更新日:2017年7月26日

都道府県展望 2013年2月号

都道府県展望 2013年2月号「ある日の知事」のコーナーに掲載された記事の転載です。

「いばらきインターネットテレビ いばキラTV」スタート

平成24 年10 月1日(月)


 茨城のさまざまな魅力をリアルタイムに動画で紹介する「いばらきインターネットテレビ いばキラTV」をスタートさせた。
 「いばキラTV」という愛称には、「いばらきをもっとキラキラ輝く県に」という思いが込められている。
 県庁スタジオから日本各地、世界各国にライブで配信し、県内各地の人・モノ・イベントなどを幅広く取り上げ、地域のニュースやゲストトーク、県内各地をつないだ中継レポートなど盛りだくさんの内容となっている。
 そのほか、子どもキャスターによる県内の小学校のレポートや茨城の何気ない風景の紹介など、茨城の魅力を伝えるさまざまな番組を、見たいときにいつでも見ることができるオンデマンドで配信している。
 「いばキラTV」は、パソコンやスマートフォンから手軽に視聴できる。本県の魅力を知っていただくため、県民の皆さんをはじめ、より多くの方々に視聴していただけるよう、今後とも努力していきたい。

「茨城マルシェ」オープン

平成24 年11 月13 日(火)


 県のアンテナショップ「茨城マルシェ」が、「茨城県民の日」である11 月13 日に東京銀座一丁目にリューアルオープンし、オープニングセレモニーには、いばらき大使(宣伝部長)を委嘱したばかりの、モデルでタレントの鈴木奈々さんにもご出席いただいた。
 本県は、都心に近く、全国第2位の産出額を誇る農産物をはじめ、豊かな自然や史跡など観光資源に恵まれているにもかかわらず、首都圏の方々にはまだまだ知られていない。
 また、福島第一原発事故の影響により、本県の農林水産業や観光業は大変厳しい状況が続いている。
 「茨城マルシェ」では、常陸牛、ローズポーク、あんこうなどを味わえる「レストラン&バー」や、本県の特産の納豆やほしいもなどを購入できる「セレクトショップ」、また、観光ガイドが本県の観光地や旬のイベント情報などをご紹介する「観光コーナー」を設け、食の宝庫「茨城」の魅力を発信するとともに、観光情報なども積極的に発信していく。
 新しくなったアンテナショップ「茨城マルシェ」に、ぜひ多くの方に、お越しいただきたい。

 

東京ガス(株)日立LNG基地起工式に出席

平成24 年11 月15 日(木)


 茨城港日立港区に建設される東京ガス( 株) 日立LNG基地の起工式に出席した。
 東日本大震災以降、エネルギー問題はわが国の最重要課題の一つであり、天然ガスは環境に優れていることなどからも、今後大いに利用の拡大が見込まれている。
 今回整備される新基地は、こうした天然ガスの需要の増大に対応する製造・供給インフラとして、地上式で世界最大規模となる23 万キロリットルのLNGタンクをはじめ、大型桟橋などを建設するもので、平成27 年度中の完成を目指しているものである。
 また、東京ガス( 株) では、平成27 年度の稼働に合わせ、同基地と栃木県真岡市をつなぐ「茨城~栃木幹線」を整備することとしており、将来はパイプラインの関東圏内のループ化が図られることにより、災害に強い安定的なエネルギー供給も可能となってくる。
 日立LNG基地の整備により、この地域はもとより本県全体に新たな雇用や経済効果など良い影響が出てくれることを期待している。

 

「ASIAN AGING SUMMIT 2012」に出席

平成24 年11 月27 日(火)

 

 国立長寿医療研究センター主催の「ASIANAGING SUMMIT 2012」に、講師兼パネリストとして参加した。
 このサミットは、高齢者医療だけではなく、産業や社会政策など幅広い分野の有識者により、超高齢社会における日本のあり方を考える目的で開催されたものである。
 私からは「医療を守る~地方行政の立場から」というテーマで、医師の都市部への集中や診療科の偏在による地方の医師不足、高齢化の進展や無職者の増加による国民健康保険の財政負担など地方行政が抱える問題について講演を行った。
 また、パネルディスカッションの中で、本県が独自に実施している「シルバーリハビリ体操」や「ヘルスロード」などの予防医学を踏まえた健康増進事業を紹介したところ、このような取組がこれから極めて重要になると、お褒めの言葉をいただいた。
 本県の健康寿命は、男性4位、女性7位と全国的にも上位であることから、今後も医師の確保と併せて、予防医学にも力を入れてまいりたい。

 

第28 回茨城県郷土工芸品展/スイーツ・グルメフェア開催

平成24 年12 月10 日(月)~ 14 日(金)


 茨城県郷土工芸品展を県庁舎2階県民ホールにおいて開催した。
 本県では、郷土の風土や生活の営みの中で受け継がれてきた工芸品を「茨城県郷土工芸品」として現在45 品目を指定しており、そのうちの約半数となる20 品目の工芸品が出展された。
 匠の手で創り出される茨城県郷土工芸品の展示販売のほか、製作実演や体験教室、また、工芸品などが当たるお楽しみ抽選会などを実施した。
 さらに、県内各地から19 業者が参加したスイーツやグルメを集めた物産展も併催し、連日多くのお客様にご来場いただいた。
 茨城県産品の魅力を広くPRすることができたものと考えている。
 今後とも、本県の優れた県産品について積極的に情報発信を行うことで、より多くの方々にご愛用いただけるよう努めていきたい。

 

 

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