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更新日:2017年11月26日
本県は、可住地面積が広く、都市機能が分散している地理的な特徴があることから、学生や高齢者などマイカー(自家用車)を持たない方々の移動手段の確保が大きな課題となっています。
そこで、県では、県民の皆さんが車以外の手段でも移動でき、安心して日常生活を送れるよう、市町村や交通事業者などと連携して、広域的な公共交通ネットワークの形成に取り組んでいるところです。その一つの例として、現在、県南および鹿行地域において、広域路線バスの実証運行を行っています。
今年の2月4日から龍ケ崎市、牛久市、稲敷市、阿見町、美浦村で広域バスを運行しています。各路線(美浦・龍ケ崎ルート、江戸崎・牛久ルート、江戸崎・阿見ルート)とも毎日4往復。
竜ヶ崎第一高校や竜ヶ崎第二高校、龍ケ崎済生会病院、アウトレットモールなどに停車するため、通学や通院、買い物などに利用できます。また、荒川沖駅やひたちのうしく駅、竜ヶ崎駅にも停車するため、鉄道との乗り継ぎにも便利です。
さらに、周辺の商業施設などで特典が受けられる"乗車証明書"を降車時に受け取ることができ、大変お得です。
稲敷エリア広域バスの路線図
今年の8月8日から鹿嶋市、潮来市で運行している広域バスは、毎日12便(左回り、右回り各6便)。鹿島高校や小山記念病院、商業施設などに停車するため、通学や通院、買い物などに便利です。鹿島神宮駅や潮来駅、延方駅のほか、水郷潮来バスターミナルにも停車するため、水戸、鉾田、東京、成田の各方面へのアクセスも良好です。
鹿行広域バス(神宮・あやめライン)の路線図
県民の皆さんが広域路線バスを利用することで、本格運行への検討につながっていきます。
ぜひ、積極的にご利用ください。
各広域路線バスの時刻表などの詳細はこちら。
ぜひ、ご利用ください!
~利用者の声~ | |
富田藍さん(美浦村立安中小学校6年) 都内への移動学習の際に利用しました。その時にひたち野うしく駅まで、美浦村を経由している稲敷エリア広域バスに乗りました。バスは乗り心地が良くて、快適に過ごすことができました。また利用したいです。 |
県交通政策課☎029(301)2604
年末は日没時間が年間を通じて最も早く、夕暮れ時から夜間の交通死亡事故が増える傾向にあります(表を見ると、夏季と比べ、冬季の死者数は約2倍に)。
また、忘年会などお酒を飲む機会が増える時期でもあるため、次のことに注意して、交通事故を防止しましょう。
※日没時刻は国立天文台資料(平成27年水戸の時刻)で、各月15日現在。
飲酒は、本人の自覚以上に運動能力や判断力を低下させます。飲酒運転は、単なる交通違反ではなく、悪質な“犯罪”です。一人一人が「飲酒運転を絶対にしない、させない」という強い意志を持ち、飲酒運転を根絶しましょう。
県生活文化課安全なまちづくり推進室☎029(301)2842
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