県広報紙「ひばり」7月号【特集2】

茨城空港アクセス道路全線開通

茨城空港アクセス道路の小美玉市竹原から竹原中郷（なかごう）の2キロメートル区間が6月16日に供用を開始しました。
これにより、常磐自動車道石岡小美玉スマートICから茨城空港までの約12・6キロメートル区間が全線開通となりました。

茨城空港への利便性が向上

茨城空港アクセス道路は、常磐自動車道石岡小美玉スマートICと茨城空港をほぼ直線で結ぶ幹線道路で、茨城空港へのアクセス性の向上はもとより、茨城空港の利用促進や周辺地域の振興・活性化を図ることを目的に、県と小美玉市が平成27年度から整備を進めてきました。
全線供用されたことで、千代田石岡ICから空港へ向かう従来のルートと比較すると移動時間が大幅に短縮され、利便性が飛躍的に高まりました。

茨城空港への所要時間

東京方面（三郷IC）から千代田石岡ICを経由し、国道6号、国道355号などを利用する従来のルートと比べ約16分の短縮！

お問い合わせ先

県道路建設課☎029（301）4431

鬼怒川緊急対策プロジェクトハード対策の河川整備が完了

平成27年9月関東・東北豪雨により甚大な被害を受けた鬼怒川（本県区間）や八間堀川（はちけんぼり）で、県が国と常総市など7市町とともに進めてきた「鬼怒川緊急対策プロジェクト」のハード対策がおおむね完了しました。

鬼怒川流域の治水安全度が大きく向上

ハード・ソフト対策が一体となった鬼怒川緊急対策プロジェクトでは、ハード対策として、堤防決壊や広範囲の家屋浸水などの被害を受けた鬼怒川（本県区間）や八間堀（はちけんぼり） 川のかさ上げや強化などの堤防整備、河道断面を増やす河道掘削などの河川整備を集中的に進めてきました。
これにより、鬼怒川流域の治水安全度が大きく向上し、浸水被害の軽減など地域の安心・安全が図られました。
ソフト対策については、水害時に備えて自分自身の避難行動を、あらかじめ時系列に整理した「マイ・タイムライン」の作成支援や今後の水防活動に役立つ水防訓練の実施など、継続して取り組んでいきます。

▲鬼怒川決壊箇所の堤防整備（常総市上三坂）

▲八間堀川決壊箇所の堤防整備（常総市平町）

お問い合わせ先

県河川課☎029（301）4471