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更新日:2024年4月28日
県広報紙「ひばり」5月号【特集1】
里山文化をつなぐ壮大な旅
常陸国ロングトレイル＼関東最長／
（外部サイトへリンク）県では、県北6市町と連携して、食や温泉、歴史、文化などの魅力ある地域資源をつなぐ常陸国ロングトレイルの整備を進めています。
3月末には、高萩市の高戸小浜海岸、北茨城市の十石堀（じゅっこくぼり）、常陸太田市の塩の道など変化に富んだ約114キロメートルのコースが新たに開通しました。これにより、全長約320キロメートルのうち、200キロメートルを超えるコースが開通しています。
今回は、新コースを中心におすすめルートをご紹介。新緑が美しいこれからの季節、県北の自然と地元の食や文化を楽しみながら、ロングトレイルを体験してみませんか。
（外部サイトへリンク）
ダムと山の絶景を望む
1.マウントあかね～水沼ダム
北茨城市の宿泊施設「マウントあかね」から水沼ダムまでのコース（歩行時間約2時間20分）
水沼ダムを上から一望できるポイントを目指して、木漏れ日を感じながら自然を歩くなど、これまでにない魅力的なコースになっています。
マウントあかねは見晴らしが良く、天気が良い日には太平洋が展望できます。
道幅も広く歩きやすい場所もありますが、整備されていない道も多いので、快適な歩きをサポートするトレッキングシューズがおすすめです！
手つかずの自然の道を歩くのが常陸国ロングトレイルの魅力のひとつ。ダムは目前！
入口や分岐地点にある道標を目印に歩きましょう。
山を抜け、階段を降りると水沼ダムへ。来た道を戻るもよし、このまま堤体の上を進み、県道153号線を歩いてマウントあかねに戻るもよいでしょう。
＼立ち寄りスポット／
公共の宿マウントあかね（外部サイトへリンク）
北茨城市華川町小豆畑2747☎0293（30）0607
すべての部屋から太平洋が一望でき、展望浴室は昨年リニューアルしたばかり。自然を満喫できるロッジやガラス工房、手ぶらでも楽しめるバーベキュー広場もあります。
歴史に思いをはせながら歩く
2.高戸小浜海岸
唯一沿岸部を通るコース（歩行時間約1時間）
「日本の渚・百選」にも選出され、高萩駅から約1.5キロメートルとアクセスも良好。海岸部の崖に沿って遊歩道が続き、太平洋を一望できる「万葉の道」と併せて気軽に楽しめます。
「万葉の道」入口の目印ともいえる琯沚神社の鳥居。この奥には境内があり、厳かな空間が広がっています。
コースの途中には太平洋を一望できるビュースポットもあります!
清々しい空気を味わう
3.御岩神社（おいわじんじゃ）～高鈴山（たかすずやま）
神社から山頂までの往復コース（歩行時間約2時間30分）
パワースポットで知られる御岩神社境内にある御神木・三本杉は必見。高鈴山は花の百名山の一つにも選出されており、これからの季節は、さまざまな植物を見ることができます。
＼立ち寄りスポット／
手打蕎麦そば処入四間（いりしけん）
日立市入四間町817-1☎0294（33）6170
御岩神社の近くにあるそば処。県内産常陸秋そば粉と、名水として知られる木の根坂湧水で作る手打ちそばは絶品！地元野菜の直売所もあり。
生瀬富士からの大展望を楽しむ
4.生瀬富士（なませふじ）周回コース【健脚者向け】
袋田の滝近くの町営駐車場を起点とした周回コース（歩行時間約3時間40分）
人気の高い「茨城のジャンダルム」や袋田の滝を上から見下ろす「滝のぞき」、袋田の滝上流部を徒渉するポイントなど、見どころ満載のコースです。
＼立ち寄りスポット／
月居（つきおり）温泉滝見の湯白木荘（日帰り温泉・宿泊）（外部サイトへリンク）
久慈郡大子町小生瀬2879-4☎295（76）0373
袋田の滝の上流部に位置する月居温泉にある宿。ゆっくりと温泉につかり、旅の疲れを癒してください。
トレイル整備を行う協力隊を募集しています
常陸国ロングトレイルは、ボランティアの方の手により整備が進められています。下草刈りや道標設置などの活動を月に2回程度実施しているので、興味のある方はロングトレイル協力隊に登録し、ぜひご参加ください（外部サイトへリンク）。
登山好きに人気の登山地図アプリ「YAMAP」（外部サイトへリンク）
今年も秋から冬にかけてデジタルバッジキャンペーンを実施予定
表紙写真協力：株式会社ヤマップ／モデル：山下舞弓写真：西條聡
＼最新情報はこちら／
常陸国ロングトレイル インスタグラム開設 ＠hitachinokuni_longtrail（外部サイトへリンク）
この記事に関するお問い合わせ
県県北振興局☎029（301）2715
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