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更新日:2024年9月4日
茨城大学 地球・環境共創機構 教授の藤田昌史先生と藤田研究室に所属する学生が来所し、施設見学を実施いたしました。(開催日:令和4年9月16日)
職員の案内のもと、水処理施設や汚泥処理施設を見学していただきました。
水処理施設については、標準活性汚泥法によって汚水が処理される過程に沿ってご案内しました。写真は最初沈殿池(左)とエアレーションタンク(右)の様子です。エアレーションタンクは標準活性汚泥法における重要なステップの一つで、タンク内に送り込まれた空気を利用して微生物たちが汚れを分解・除去します。
当処理場では汚水処理の過程で生じる余剰汚泥の処理も行っています。
汚泥脱水の様子です。余剰汚泥は最終的に焼却処理されますが、適切な焼却を行うために汚泥の脱水を行います。写真はベルトプレス型の脱水装置で、中央部の窓から脱水された汚泥を観察することができます。
焼却炉では、NOXやダイオキシン類の発生を抑制するため、脱水汚泥は約850℃で焼却されます。焼却処理された汚泥は人工軽骨材料等の原料として再利用されています。
当処理場の汚水・汚泥処理については下記URLも、ぜひご参照ください。
処理の方法 https://www.pref.ibaraki.jp/doboku/kage/shisetsu/syori-hoho.html
施設見学終了後、鹿島下水道事務所と藤田研究室間で下水処理場や水環境に関する調査・研究報告が行われました。発表後には、活発な意見交換が行われ、当事務所としても大変有意義な見学会となりました。
鹿島下水道事務所では下水道出前講座、施設見学を随時受け付けております。ご興味のある方は、下記のURLよりお申し込みください。
※新型コロナウイルスの感染状況によっては、お申し込みを受け付けできない可能性がありますのでご了承ください。
出前講座 https://www.pref.ibaraki.jp/doboku/kage/suishitsu/demae.html
施設見学 https://www.pref.ibaraki.jp/doboku/kage/somu/kengaku.html
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