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更新日:2023年6月28日
温暖な黒潮と寒冷な親潮がぶつかり合う茨城県の海洋は豊かで多様な生物に恵まれています。このような海象条件は気候にも大きな影響を与え、茨城県の海洋植物は特徴のある構成となっています。黒潮によって北上してきた暖地性の植物と、親潮によって南下してきた寒冷性の植物が茨城県の海洋をそれぞれ分布の北限、南限にしています。また、海岸の植物は砂浜に生育するものと崖地に生育するものとに大別でき、海食崖の発達した北部海岸(旧常磐沿岸)と長大な砂浜からなる南部海岸(旧鹿島灘沿岸)ではそれぞれ特有の植物を見ることができます。
これらの植物の中には天然記念物に指定されているものや特定植物群落に選定されているものなどがあり、貴重な植物も見ることができます。そして美しい花や緑に彩られた景観は人々に大きな潤いを与えてくれます。
茨城県では、海岸保全に努めていますが、海岸植物をこれからも守っていくために私たち一人ひとりが植物について知るころが大切です。そこで茨城県の代表的な海岸植物を紹介するパンフレットを作成しましたので、海に出かけるときはこれを参考に植物を観察してみて下さい。
岩に咲く花(日立市) |
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※パンフレットは平成9年度に作成したものです。よって、海岸名や地名等は当時のままとなっています。
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