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更新日:2025年2月5日
茨城県では、食育基本法に基づき、「食育を通じて生涯をわたって健全な心身を培い、豊かな人間性を育む」を基本理念として、教育・保育関係者、農林漁業関係者、食品関連事業者、ボランティア、行政等、食育の担い手となる全ての方々との連携により、県民の食育を推進しています。
計画期間:令和6(2024)年度から令和17(2035)年度まで
茨城県食育推進計画(第4次健康いばらき21プラン(各論)第4章食育の推進)(PDF:494KB)
茨城県民は、生活習慣病による死亡率が全国平均と比べて高く、県ではそれらの要因である高血圧、高血糖を予防するために、適正な食塩相当量・エネルギー量・野菜量のメニューを広く普及することを目的とした「ヘルシーメニューコンクール」を平成23年度から実施しています。
今年度は、栄養学科のある大学や専門学校の学生、学校の栄養教諭、管理栄養士、食生活改善推進員協議会員など栄養・食のスペシャリスト達が考案したヘルシーメニュー計168点の応募があり、厳選なる審査を経て茨城県内ヘルシーメニューの頂点(最優秀賞1点、優秀賞5点)が決定しました。
レシピも掲載していますので、ぜひご家庭や社員食堂などで作ってみてください。
ヘルシーメニューコンクール(美味しおスタイル)リーフレットPDF(PDF:7,284KB)
まんぷく!まんぞく!健康御膳
考案者:杉浦瑠菜さん
学生(茨城キリスト教大学)
主菜:シャキシャキれんこんのはさみ焼き
レシピPDF(PDF:1,186KB)
カロリーを抑えつつ食べ応えのあるメニューにするために、主菜の鶏ひき肉にえのきを混ぜました。すまし汁にはたくさんの緑黄色野菜が含まれていて、栄養満点です。トマトの冷やしおでんは、塩分を抑えることを意識し、出汁の旨みを活かして食塩不使用で仕上げました。こんにゃくは低カロリーでありながら満足感が得られる食材です。茨城県産の美味しいれんこんや小松菜、ミニトマト、にんじんなどの野菜がふんだんに楽しめます。
杉浦さんコメント「トマトの冷やしおでん」は、手作りの出汁とトマトの酸味を生かし、食塩を使用しなくても満足感が得られるように工夫しました。将来は管理栄養士になりたいと思っています。どんな人でも、体調を気にせず楽しく食事を楽しめるようなアドバイスができるようになりたいです。 |
地元野菜たっぷりのおふくろ定食 |
視覚と味覚で楽しむ華やか定食 |
考案者:勝村恵子さん レシピのポイント地元野菜をたっぷり使った定食です。煮豆でおなじみの黒豆ですが、利根町では米と炊き込んで食べる郷土料理になっています。主菜の鶏と野菜の黒酢あんは、調理工程が少なく、フライパンひとつで手軽に調理できます。また、黒酢のコクで減塩もできる一品です。年齢を問わず好まれ、温かみが感じられるスタイルに仕上げました。 勝村さんコメント地元利根町の食材を盛り込んだ料理を心掛けました。鶏肉、豆腐、黒豆などタンパク質をしっかり摂取できるメニューなので、減塩しても満足感がある献立に仕上がりました。 |
考案者:石黒遥さん レシピのポイント赤・黄・緑の食材が様々な料理に入っていることにより、見た目の良い食欲のそそられるご飯に仕上げました。豆類、いも類、きのこ類などを使い、ビタミン類も十分に摂取できるメニューになっています。大豆製品やカルシウム、鉄分を多めにすることで、子どもの成長に必要な栄養素を補うようにしました。キウイフルーツを飾り切りでお花にしたことで、見た目の華やかさが増すようにしました。 石黒さんコメント見た目が華やかだと食欲がそそられるので、色鮮やかにすること、きれいに盛り付けることなどを意識しました。季節に沿った、栄養価の高い食材を使用しています。 |
からだよろこぶ腸活(カツ)ランチ!! |
季節の食材たっぷり!IBARAKIヘルシーランチ |
考案者:新堀亜由美さん レシピのポイントごはんは精白米ではなく雑穀米で、ビタミンも補います。メンチカツには豆腐を加え、ヘルシーに。味付けは発酵食品の味噌を使用し、長ネギ、しょうが、にんにくがたっぷり入った薬味ソースを添えています。コールスローサラダにはヨーグルトを使用することで、さっぱり、かつ腸活に必要な善玉菌を摂取できます。腸活スープは、飲みやすいトマトベースのスープに、食物繊維たっぷりの野菜と、県の特産品である納豆を加え、ちょっと変わった味に仕上げました。 新堀さんコメント仕事や家事などで忙しい人も簡単に取り組めるよう、「混ぜるだけ」「和えるだけ」などシンプルな作業で作れるメニューを考案しました。腸活にぴったりな食材もふんだんに用いています。 |
考案者:海野あゆみさん レシピのポイント秋冬を背景とした茨城県産の食材をふんだんに使用し、一品一品飽きのこないよう、香りづけや出汁、素材の旨みを生かしながら味付けをすることで塩分を抑える工夫をしました。そして、満足感を得るために、食材の食感を残すようにしました。 使う食材の特性を生かすことを意識しました。サバの持つ臭いを抑えるためにトマトを活用したり、ご飯に柚子を混ぜて香り豊かにしたりするなど、誰もが食べやすい献立に仕上げました。 |
茨城を味わういろどり美味しおランチ |
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考案者:寺門由佳さん レシピのポイント 茨城が生産量トップをほこるれんこん、卵などを使った茨城の味力(みりょく)がたっぷりつまった「いばらきガパオ」を参考に、県産食材にこだわり、食べやすい味付けに仕上げました。さつまいもとれんこんを素揚げし、ご飯にもれんこんを加えることで、カリカリ・シャキシャキ感を味わえます。また、大豆ミートを使用することでヘルシーになり、食物繊維を多く摂れるよう工夫しました。サラダのドレッシングはお酢を使って薄味が気にならずに減塩できるように仕上げ、スープは春雨を入れて満足感が得られるようにしました。 新堀さんコメント たまねぎやにんじん、れんこんなど道の駅や直売所などで手軽に購入できる食材を意識して選びました。また、作り置きできる献立にすることで、日常的な野菜の摂取量が増えるよう工夫しています。 |
【令和6年度ヘルシーメニューコンクール募集動画】
令和5年度(PDF:5,600KB)
(家族みんなで☆いばらき野菜たっぷりごはん、梅香るヘルシーランチプレート、他4作品)
(茨城の秋を味わう彩り献立、美味しく減塩こくうまランチ、他4作品)
(彩り和食御膳、風味豊かな減塩定食、他4作品)
(彩野菜の豆腐ロール、もちもち蓮根ボール、他4作品)
(栄養満点!ピカタ風カラフルミルフィーユ、すりおろしレンコンのチーズトマト焼き、他4作品)
(ピーマンの鮭詰めあんかけ、れんこんと炒り卵のピリッと彩あえ、他4作品)
(ふんわりヘルシー鶏むね肉のソテー、食べてびっくり‼ヘルシーナポリタン、他4作品)
(鶏肉とカラフル野菜の蒸し煮、ふわトロはんぺん団子、他4作品)
(和風ネバネバーグ、ヨーグルトハニーサラダ、他4作品)
≪応募方法≫ ※募集は終了しました。
応募用紙に必要事項を記入し、応募料理の完成写真を添付の上、郵送・持参・電子メールのいずれかの方法で下記の応募先へお申し込みください。
また、令和6年度ヘルシーメニューコンクールの詳細は、下記チラシ・応募用紙及び、茨城県栄養士会ホームページをご覧ください。
令和6年度ヘルシーメニューコンクールチラシ(PDF:2,729KB)
応募用紙(様式1)(ワード:44KB)、応募用紙(様式2)(エクセル:37KB)
PDF版はこちら:応募用紙(様式1・2)(PDF:86KB)
健康に無関心となりがちな働く世代の方も手軽で健康的な食事がとれる、食塩控えめで野菜たっぷりの1食(献立)を募集します。
詳細は、令和6年度ヘルシーメニュー募集要項(PDF:106KB)をご参照ください。
≪応募条件≫
1.1食あたりの基準
食塩量 | エネルギー | 野菜量 | その他 | 材料費 |
3g以下 |
600~800kcal程度 |
150g以上 180g以下 そのうち 緑黄色野菜 40g以上 |
主食・主菜・副菜が揃っていること。 県産食材を1品以上使用すること。
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500円以内 |
野菜量にいも類、果実類、きのこ類、海藻等は含めません。
献立に飲みものは含めません。
≪表彰・特典≫
最優秀賞:1点
優秀賞:5点
◆受賞者特典
応募者全員特典
『元気アっプ!リいばらき』ポータルサイト(外部サイトへリンク)
≪注意事項≫
小中学校では,給食の時間等を活用し、また給食を教材として、栄養教諭等による食に関する指導が充実しつつある一方、高校では活用できる教材がなく指導者も少ないため、取組が不十分な点があります。
そこで、担任や養護教諭などの食の専門家以外の指導者が、生徒に対し食育について共通の指導ができるようにする。県民の健康課題や若い世代の食生活の課題を踏まえた食育教材を作成しました。
詳しくは、「わたしの食育スタートブック(PDF:4,981KB)」をご覧ください。
最終改正が平成29年8月になるため、一部掲載情報が古い箇所があります。
せんむすび
仲間を見つけて線で結ぶ遊びです。
遊びながら食べ物の5群分類を学ぶことができます。
こちらからダウンロードできます【せんむすび(PDF:1,054KB)】
左右の絵を見比べて違うところを探す遊びです。
まちがいさがしが終わった後は塗り絵としても活用できます。
答えページには子どもたちに伝えたいことがちりばめてあります。
こちらからダウンロードできます【まちがいさがし(PDF:1,222KB)】
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