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更新日:2023年3月1日
私は県外出身(滋賀)ですが、海の魚が好きで海に関わる仕事を探していました。情報を集める中で、漁業の現場に密着した県職員の水産職という仕事に魅力を感じ、さらに茨城県の海面漁業生産量が全国屈指(2~3位)であることを知り、興味を持ち志望しました。
今の所属は水産振興課で、私は主に栽培漁業や海での養殖業創出に関わる仕事をしています。特に養殖については、今まで茨城県では外洋に面していることから海での養殖がほとんど営まれておらず、新しい産業を創出するという大きな目標を持って進めています。難しいことも多々ありますが、新しいことを進める中でたくさん学ぶことがあり、その分やりがいを感じています。
採用後、1年間県庁で行政の仕事をした後、水産試験場に配属になりました。サバの資源に関する調査・研究を担当することになりましたが、それまで調査船による調査の経験がなく、さらにサバの稚魚採集用の大型ネットを整備したばかりで、網を曳くだけでも悪戦苦闘しました。それでも調査船の運航スタッフと何度も意見交換し、無事にサバの稚魚が採集できた時はとてもうれしかったことを覚えています。
採用前は出身が遠いこともあり、そもそも「茨城県」に対するイメージがあまりありませんでした。採用後の第一印象は「思った以上に仕事が多岐に渡る」です。水産職というと試験研究がイメージされますが、それ以外にも漁業の管理や資源管理の推進、さらに霞ヶ浦北浦という大きな湖もあり、これらに関わる多くの仕事があります。また、茨城県が全国屈指の水産県であるということはあまり知られていないため、県内外に対する水産物のPRも重要な仕事で、どれもやりがいのある仕事です。
コミュニケーションです。公務員である以上、現場のニーズに答えることが何よりも重要で、独りよがりの仕事は現場で受け入れられません。また、一人では成り立たない仕事も多いですし、自分で悩むよりもほかの人から意見をもらう方が効率的なだけでなく、よりよい結果を生むことが多々あります。
共働きなので平日は子供との時間がなかなか取れない分、休日は子供と公園に行ったりして子供との時間を大切にするようにしています。
2013 |
農林水産部漁政課 |
2014-2020 |
農林水産部水産試験場 (サバやマアジに関する試験研究、漁況予報の作成) |
2021- | 農林水産部水産振興課 (栽培基本計画策定、養殖業創出) |
勤務前 |
6時00分、起床 |
午前 |
8時30分、メールチェック |
昼休み | 昼食 |
午後 | 13時00分、出張(栽培漁業センターなど) 16時00分、打合せ報告書の作成 |
勤務後 |
17時15分、退勤 |
水産職は狭い業種に思われるかもしれませんが、仕事は多種多様で面白い仕事もたくさんあります。ぜひ「水産県、茨城」をみんなに知ってもらえるよう一緒にがんばりましょう!!
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