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更新日:2024年10月28日
イノシシによる農林作物被害は、県北地域から県央地域の中山間地域と筑波山周辺の地域を中心に拡大しています。このため、電気柵等侵入防止柵の設置や捕獲による対策を行っているところですが、農林作物被害は依然として続いています。また、これまでイノシシの生息域ではなかった地域からもイノシシによる農林作物被害や捕獲が報告されるなど、生息域の拡大が懸念されます。
そこで、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律に基づき、茨城県イノシシ管理計画を策定し、農林作物被害の軽減と人と野生鳥獣の共存に努めております。
イノシシの捕獲に用いるわなには、くくりわな、箱わな、囲いわながありますが、茨城県ではくくりわなによる捕獲が中心となっており、特に箱わなは、運搬に自動車が必要であり設置場所が限られること、適切な場所への設置などノウハウが不足していることなどから、導入が進んでおりません。
しかし、箱わなは、安全性が高く、被害農地付近のイノシシ捕獲に有効であることから、ノウハウ不足をカバーし、箱わなの効果的な活用を奨励するため、当該マニュアルを作成しました。
※本マニュアルに記載した捕獲方法は一例です。捕獲方法には様々なノウハウや技術がありますので、実際の捕獲にあたっては御留意ください。
近年、県内において目撃情報等が増加しているニホンジカについて、生態系や農林業等への被害を防ぐため、関係機関が連携して科学的かつ計画的な管理を実施していくため、茨城県ニホンジカ管理方針(第二種特定鳥獣管理計画)を令和3年3月に策定しました。
隣接する福島県・栃木県とともに連携捕獲協議会を設立し、八溝山周辺地域においてニホンジカの生息状況調査・捕獲に取り組んでいます。
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