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更新日:2016年1月31日

県広報紙「ひばり」2月号「なつかし・いばらき」

斉昭公によって造られた偕楽園と弘道館

今回は、2月20日(土曜日)から「第120回記念水戸の梅まつり」が開催される偕楽園と弘道館をご紹介します。

偕楽園
観梅客でにぎわう偕楽園(昭和30年頃)
弘道館
昭和の大修理前の弘道館(昭和30年頃)

日本三名園の一つである偕楽園は、1842(天保13)年、領内の民と偕に楽しむ場所として水戸藩第9代藩主・徳川斉昭公によって造られました。
園内にある「好文亭」は、斉昭公自身が設計したもので、文人墨客や家臣、領内の人々を集めて詩歌や慰安会を催していました。1945(昭和20)年の空襲により焼失しましたが、1955(昭和30)年に復元工事に着工し、1958(昭和33)年に復元が完了しました。
“楽しむ場所”として造られた偕楽園と一対に、“文武を学ぶ場所”として造られたのが藩校「弘道館」です。
「教育によって人心を安定させ、教育を基盤として国を興す」という建学の精神のもと、学問・武芸はもとより、医学・蘭学・天文学など幅広い学問を取り入れ、江戸時代の総合大学ともいえる教育が行われていました。
幕末の藩内抗争や戦災での焼失を免れた正門・正庁・至善堂は、創建当時のまま現存し、国の重要文化財に指定されています。
偕楽園と弘道館は、昨年4月、文化庁が新たに創設した「日本遺産」に認定された「近世日本の教育遺産群-学ぶ心・礼節の本源-」(水戸市ほか3市合同)の主要な構成文化財となっています。

偕楽園と弘道館の懐かしい姿は、なつかし・いばらきの映像(茨城県ニュースNO.22、NO.45)から、ぜひご覧ください。



偕楽園の映像は5分49秒から


弘道館の映像は17秒から

お問い合わせ

県公園街路課029(301)4656

茨城空港フライトインフォメーション

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私の提案

Q.茨城県の名産物である納豆や醤油、煎餅や梅ワインなどを海外に販売してはどうか。(茨城県・男性)

 

A.県産品の海外での販売につきまして、ご提案いただきありがとうございます。
ご提案のありました納豆、醤油などの県産品については、県内事業者が輸出に取り組んでおり、県も海外向けの商品開発や海外展示会の出展支援を行っています。
今年度は新たに、専門家(輸出拡大支援員)を東南アジアなどへ派遣し、海外展示会などにおける商談支援に加え、出展後の海外バイヤーなどへのフォローアップを充実させ、海外における販売先の確保をきめ細かく支援しております。今後も、「ジェトロ茨城」など、関係機関と一層の連携を図り、海外における県産品のさらなる販路拡大に取り組んでまいります。

県産業政策課029(301)3529
県販売流通課029(301)3965

 


「ひばり」は各市町村、県出先機関、県内金融機関などに配置しています。
次回「ひばり」3月号の新聞折り込みは2月28日(日曜日)です。

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