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更新日:2018年1月1日
あけましておめでとうございます。
皆様にはすがすがしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
知事に就任してから三カ月余り、この間、現場に足を運び、さまざまな課題について改めて認識を深めますとともに、私自ら多くの職員と議論を進め、新しい茨城づくりの方向性を取りまとめました。
一年の始まりに当たり、未来に向けて大きな一歩を踏み出し、新しい県づくりに邁進していく決意を新たにしています。
社会のあらゆる分野で深刻になる人手不足、地域間の競争激化や格差の拡大など、厳しい時代を迎えようとしています。
力強い産業を創出し、豊かさを実感できる暮らしを育みますとともに、医療・福祉・治安・防災など、安心・安全な生活基盤を築いてまいります。
将来の予測が難しく、混沌とした時代を迎える中、確かなものはこれからの茨城を創る「人財」です。
子どもたちが得意なものを見つけ、さらに伸ばし、グローバル社会で活躍できる教育環境、子どもを産み育てやすい県づくりなどを進めてまいります。
将来にわたって、夢や希望を描ける茨城とするため、今から布石を打っていくことが私の使命であります。
世界湖沼会議、茨城国体・全国障害者スポーツ大会や東京オリンピック・パラリンピックの成功、あらゆる産業における海外展開やベンチャー企業支援、魅力度向上などに力を注いでまいります。
これからの茨城を切り拓いていくためには、これまでの常識にとらわれず、新しい発想で果敢に挑戦していかなければなりません。
人口減少や少子高齢化、刻一刻と進む時代の変化に真正面から向き合い、茨城のあるべき姿を見据えて、一歩でも前に進んでいける一年にしていきたいと考えています。
県民の皆様のなお一層のご支援、ご協力をお願い申し上げますとともに、本年が、実り多き素晴らしい一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
平成30年1月1日
茨城県知事大井川和彦
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