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更新日:2023年9月28日
県では、昨年11月に「茨城県総合計画~『新しい茨城』への挑戦~」を策定し、2050年ごろの本県の将
来像や、2018年度から4年間の県政運営の方針を示したところです。
この総合計画の基本理念である「活力があり、県民が日本一幸せな県」の実現に向け、昨年度に引き
続き「新しい豊かさ」「新しい安心安全」「新しい人財育成」「新しい夢・希望」の4つのチャレンジを推進
していきます。
また、本年度は、これまでにまいた種から出た芽を、大きく育てる年と位置付け、施策の効果をきめ細かく
分析し、必要に応じて内容の見直しや、新たな取り組みを実施し、「新しい茨城づくり」への挑戦を加速させ
ていきます。
今回は、平成31年度の当初予算について概要と主な新規・拡充事業を中心にご紹介します。
県税(34.0%) | 3,865億円 |
地方交付税(16.4%) | 1,860億円 |
国庫支出金(11.5%) | 1,313億円 |
県債(10.4%) | 1,177億円 |
地方消費税清算金(9.9%) | 1,130億円 |
諸収入(7.5%) | 853億円 |
地方譲与税(4.6%) | 518億円 |
繰入金(2.3%) | 257億円 |
使用料および手数料(1.6%) | 177億円 |
分担金および負担金(0.8%) | 89億円 |
その他(1.0%) | 118億円 |
歳入総額 | 1兆1,357億円(100%) |
教育費(24.2%) | 2,748億円 |
保健福祉費(18.6%) | 2,120億円 |
公債費(13.0%) | 1,475億円 |
諸支出金(11.8%) | 1,336億円 |
土木費(10.0%) | 1,132億円 |
商工費(7.2%) | 821億円 |
警察費(5.5%) | 621億円 |
農林水産業費(3.9%) | 440億円 |
総務費(3.4%) | 384億円 |
企画開発費(1.0%) | 112億円 |
生活環境費(1.0%) | 112億円 |
その他(0.4%) | 56億円 |
歳出総額 | 1兆1,357億円(100%) |
義務的経費:職員の給与や県債の返済など、支出が義務付けられているもの 扶助費:生活保護や児童扶養手当などに使われるもの 一般行政費:補助金や貸付金など一般的な施策に使われるもの 投資的経費:道路や建物など、将来に形を残すものに使われるもの |
義務的経費(43.3%) | 人件費(28.2%) | 3,202億円 |
公債費(13.0%) | 1,475億円 | |
扶助費(2.1%) | 241億円 | |
一般行政費(30.9%) | 3,511億円 | |
投資的経費(13.3%) | 公共事業費(10.5%) | 1,193億円 |
投資的経費(2.8%) | 317億円 | |
税交付金等(12.5%) | 1,418億円 | |
(東日本大震災関連予算) | 530億円 |
力強い産業の創出とゆとりある暮らしを育み、新しい豊かさを目指します。
本年度の注目事業 | |||||
本年度から新たに実施する事業 | 本年度から規模を拡大して実施する事業 | 昨年度に引き続き実施する事業 |
ピックアップ
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全国初の総合的な宇宙ビジネスの支援をさらに拡大 <いばらき宇宙ビジネス創造拠点事業>1億500万円 |
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新たにインキュベーション施設を整備し、ベンチャー企業の活動を支援 <つくば創業プラザ分室整備関連事業>9,200万円 [平成30年度最終補正予算と合わせて実施] |
ターゲットを絞り込み、戦略的に県産品の海外販路を拡大 <いばらきグローバルビジネス推進事業>2億1,500万円 |
外資系企業誘致に向けた進出有望企業への個別PRの強化 <イノベーション創発型対日直接投資促進事業>4,500万円 |
県北地域を担う人材の育成や県北地域の問題解決に取り組む起業者の募集・誘致 <茨城県北クリエイティブプロジェクト事業>3,300万円 |
新たな成長分野の研究所や本社機能などの県内移転を強力に推進するための補助制度 <企業誘致活動強化事業>56億400万円 |
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昨年度は、全国トップレベルの本社機能等誘致補助制度を創設し、8社を補助対象に認定 |
大規模水稲経営体を短期間で育成するための農地の集約化などに対する支援 <茨城モデル水稲メガファーム育成事業>1億8,900万円 |
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昨年度は、100ヘクタール越の水稲経営体を育成支援する制度を創設し、5地区で取り組みを開始 |
医療、福祉、治安、防災など県民の命を守る生活基盤を築きます。
ピックアップ
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県立高校など5校に医学コースを設置し、将来の本県の医療を担う医師を養成 <県立学校未来の医師育成事業>900万円 |
ICTの活用による遠隔医療の導入を支援し、急性期の脳疾患・心疾患などに対する医療体制を充実強化 <ICT活用による医療体制強化支援事業>7,300万円 |
医科大学との新たな協力体制の構築や寄附講座設置などによる医師の確保 <県外からの医師確保強化事業>2億400万円 |
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昨年度は、最優先に医師を確保する病院・診療科(必要医師17人)を選定して重点対策を講じ、4人を確保(2月末時点) |
がん患者の療養生活や社会参加をサポートするため、相談対応やウィッグ購入支援などを実施 <いばらきがん患者トータルサポート事業>2,500万円 |
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昨年度は、がん患者約370人のウィッグ購入などを支援 |
茨城の未来をつくる「人財」を育て、日本一子どもを産み育てやすい県を目指します。
ピックアップ
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SNSを活用したいじめ相談窓口の実証研究など <いじめ問題対策推進事業>2,900万円 |
外部人材の派遣などによる外国人児童生徒の日本語初期指導の充実と支援体制の整備 <グローバル・サポート事業>700万円 |
県立図書館のインターネット予約による遠隔地貸出サービスの構築やカフェスペースの設置 <図書館魅力向上推進事業>3,400万円 |
インターネットを活用したトップレベルの英語学習や、イングリッシュキャンプへの参加プログラムなどを提供 |
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昨年度は、中・高生80人に、トップレベルの英語・プログラミング学習の機会を提供 |
児童相談所への職員配置の増などによる児童虐待対応体制の強化 <児童相談所の運営強化関連事業(茨城県子どもを虐待から守る条例対応分)>3,600万円 |
将来にわたって夢や希望を描ける県とするため、観光創生や魅力度向上を図ります。
ピックアップ
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パンダ誘致協議会を設立し、中国政府との交渉・調整などを実施 <日立市かみね動物園へのパンダ誘致の推進>200万円 |
本県の魅力発信CMの放送やインフルエンサーを起用した動画配信 <メディア活用魅力発信強化事業>2億3,300万円 |
各地域の特色を最大限に活かしたサイクルツーリズムの全県的な推進 <いばらきサイクルツーリズム等推進事業>1,200万円 |
水戸・つくば両都市間の交流・連携を促進するための高速バスの増便実証実験 <都市間高速バスネットワーク強化事業>5,800万円 |
若年層をターゲットに、国内外に向け、魅力ある動画を制作・配信 <いばらきインターネットテレビ事業>6,400万円 |
県財政課
☎029(301)2343
平成31年度県当初予算のより詳しい内容は、茨城県財政課で検索
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