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更新日:2023年5月28日
県では、本県産農産物のブランド確立に向けて、県内外へのPRを積極的に行っており、県オリジナル品種のメロン「イバラキング」と梨「恵水」、県産の栗、県を代表する銘柄牛の「常陸牛」、銘柄豚肉の「常陸の輝き」の5品目を重点品目と位置づけ、話題となる取り組みを実施しています。
今回は、県オリジナル品種「イバラキング」をご紹介します。
本県はメロンの出荷量全国シェア約25%を誇る日本一のメロン産地です。水はけの良い土地と温暖な気候に恵まれた茨城で育てられたメロンは、上品な甘さとたっぷりの果汁が魅力です。
中でもおすすめは、10年以上の歳月をかけて誕生した、本県オリジナル品種の「イバラキング」。「茨城(イバラキ)のメロンの王様(キング)になってほしい」という思いが名前に込められています。ジューシーでとろけるような果肉は、口当たりがなめらかで、一口頬張ればみずみずしい幸せな甘さが口いっぱいに広がります。
県では、本県産メロンのブランド力向上を図るため、生産者や産地と協力して贈答用に特化した高品質メロンの開発を進めています。その一つとして、今年度は5月25日に、食味、外観ともに優れた「イバラキング」を選抜するコンテストを初めて開催します。
選び抜かれた逸品は、高級果実専門店で販売するなど、本県産メロンの品質の高さをPRするために活用していきます。コンテストの結果は、いばらき食と農のポータルサイト「茨城をたべよう」にて掲載(外部サイトへリンク)
長年イバラキングを栽培している、JAほこたメロン部会メロン部長の鷺沼(さぎぬま)さんにお話を伺いました。
―おいしいイバラキングを作るための工夫を教えてください。
気温や湿度の影響を受けやすく、栽培が難しい品種なので、栽培するビニールハウス内の保温や換気をこまめに行っています。また、魚粉や骨粉などの有機質肥料を使用した土づくりを行うなど、さまざまな工夫をしています。
メロンは、手をかければかけただけおいしくなります。毎日ノートに記録をつけ、見返しながら日々研究しています。
―鷺沼さんにとってイバラキングの魅力とは
まず、さっぱりとして爽やかな甘さ。いくら食べても飽きがこないです。それから、肉厚で大きく育ち、日持ちが良い。イバラキングは市場からの評価も高くブランド力のある品種だと思います。
私は品種登録前からこのメロンに携わっており、イバラキングへの思いも人一倍強いです。難しいからこそ追求したい、後から作り始めた人よりいいものを作りたい、と思って栽培をしています。
JAほこたメロン部会メロン部長「鷺沼(さぎぬま)秀樹さん」
さまざまな品種を栽培しているため、4月から10月ごろまでの長い期間、その時期の旬のメロンを味わうことができます。旬のメロンを食べ比べて、お気に入りの品種を見つけてみてはいかがですか。
県産のメロンは、鉾田市、八千代町、茨城町、鹿嶋市、水戸市などの各直売所や県内各スーパーでお買い求めいただけます。※一部取り扱いのない店舗もありますので、事前に店舗へお問い合わせください
いばらき食と農のポータルサイト「茨城をたべよう」(外部サイトへリンク)
春一番に実る品種。ホワイトグリーンの美しい果肉で糖度が高く爽やかな甘さ
青肉メロンの定番。肉厚で豊かな香り。コクのある甘さで、細かい網目も美しい
赤肉メロンの定番。甘みが強く果汁たっぷりでジューシーな果肉が魅力
果肉が厚く、美しいオレンジ色が特長。まろやかで上品な甘さ
縦長の形が特徴。緑色の果肉がしまり、爽やかな甘さ
芳醇な味と香り、とろけるような口当たりで、高級メロンの代名詞
オトメ:4月中旬~5月中旬
イバラキング:5月~6月
アンデス:5月~6月
クインシー:5月~7月上旬
レノン:5月中旬~6月中旬
タカミ:6月~7月上旬
アールス系:7月中旬~10月
昨年大好評につき完売した青肉メロンと赤肉メロンの贈答用セットを、今年も数量限定で販売します。産地で1玉ずつ厳選した感動的な甘さのメロンを、大切な方への贈り物にいかがですか。
イバラキング(JAほこた)とクインシー(JA茨城旭村)のセットまたは、
イバラキング(JAほこた)とレノン(JA水戸)のセット
・限定250セット、6月上旬頃まで(なくなり次第終了)
・県アンテナショップ「IBARAKIsense」店頭または「IBARAKIsenseオンラインストア(外部サイトへリンク)」でお買い求めください。
県販売流通課
☎029(301)3966
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