ここから本文です。

更新日:2023年8月27日

県広報紙「ひばり」9月号【特集1】

\生活習慣を見直して/
健康寿命をのばそう

では、皆さんが健康で生き生きとした生活が送れるように、健康寿命(※)をのばすための取り組みを進めています。今回は、健康寿命への影響が大きいと考えられる、がんや脳卒中・心臓病など生活習慣病に対する取り組みを紹介します。
※健康寿命…健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間

食塩を取りすぎていませんか

県では、生活習慣病が原因で亡くなる方が多く、その要因の一つである食塩摂取量が、国の目標量を大幅に超えていることから、減塩を推進しています。

成人(20歳以上)一人当たりの食塩摂取量(茨城県/2022)

  茨城県 国の目標量
男性 10.9g 7.5g未満
女性 8.9g 6.5g未満

出典
茨城県:茨城県総合がん対策推進モニタリング調査(2022)
目標量:日本人の食事摂取基準(2020)

本県の死亡原因の割合

本県では2人に1人ががんや心臓病、脳卒中などの生活習慣病で亡くなっています

本県の死亡原因の割合グラフ

悪性新生物(がん) 27.1%
心疾患 14.8%
脳血管疾患 8.9%
肺炎 6.9%
老衰 9.3%
その他 33.0%

出典
厚生労働省:人口動態調査(2020)

いばらき美味(おい)しおスタイル

美味しいおスタイルロゴ

では「いばらき美味しおスタイル」として、皆さんに楽しく気軽に減塩を実践いただけるよう、さまざまな情報を発信しています。

適塩に取り組むお店を紹介

いばらき美味しおスタイル指定店(外部サイトへリンク)」ではおいしい適塩メニューを提供しています。ぜひご利用ください。

メニューイメージ

県公式健康推進アプリ「元気アっプ!リいばらき」と連携

民の皆さんの健康づくり活動を推進することを目的として開発されたスマートフォン用アプリです。
動や適塩など毎日の健康づくりの取り組みに応じて獲得するポイントで景品抽選に応募できます。
た、「いばらき美味しおスタイル指定店」の一部店舗では、アプリを提示すると、特典サービスが受けられます。

減塩レシピに挑戦!

<材料2人分>

鶏手羽元 200g(約4本)
ししとう 60g(約10本)
2個
小さじ1月2日
しょうが 10g(1かけ)

【A】

小さじ4
砂糖 大さじ2強
濃口しょう油 小さじ2
小さじ2強
みりん 小さじ2
大さじ4
  1. 鍋にお湯を沸かし、半熟ゆで卵を作る。
  2. しょうがは、薄くスライスする。ししとうは水で洗い、ヘタを切り落とし、包丁で穴を開けておく。
  3. フライパンに油を熱し、ししとうをしんなりするまで炒め、軽く焦げ目をつけ、皿に取り出しておく。
  4. 手羽元をフライパンできつね色になるまで焼き、取り出す。(油は使わない)
  5. フライパンに(左表)Aを入れて熱し、砂糖を溶かす。全体が混ざったら、手羽元・しょうがを入れ、落としぶたをして10~15分煮込む。
  6. 5に1のゆで卵をいれ、味がなじむまで1~2分煮込む。
  7. 器に盛り付け、ししとうを添える。

レシピ
おいしく減塩”レシピとコツを動画配信中(外部サイトへリンク)

 

脳卒中・心臓病対策

筑波大学附属病院
茨城県脳卒中・心臓病等総合支援センター

では脳卒中・心臓病対策を行うため、筑波大学と連携し、茨城県脳卒中・心臓病等総合支援センターを運営しています。

筑波大学附属病院 茨城県脳卒中・心臓病等総合 支援センター 平松 祐司氏
筑波大学附属病院 茨城県脳卒中・心臓病等総合支援センター(外部サイトへリンク)
平松祐司(ひらまつゆうじ)センター部長
(筑波大学附属病院副病院長/筑波大学医学医療系心臓血管外科学教授)

と心臓の病気は、生命に関わるものですが、食事や運動などの生活習慣の見直しや早期診断により、発症や重症化を防ぐことができます。
た、発症しても、適切な治療とリハビリによって回復を図り、社会復帰や自宅での生活を目指すことが可能です。
センターは、県民の皆さんの健康増進に寄与するために力を尽くしてまいります。

センターの目的と取り組み

卒中や心臓病などの患者さんやご家族のために、地域の医療機関やかかりつけ医と協働し、医療情報提供・医療相談をはじめとする包括的な支援体制を構築することを目的としています。

具体的には、次のような取り組みがあります。

  • 研修会を通じた、県内の病院や診療所への情報提供
  • 地域医療連携・多職種連携の推進
  • 対面、電話やWEBなど、患者さんやご家族が気軽に相談できるシステムの整備
  • 生活習慣の改善や再発予防などへの支援

センターの目的と取り組み

第1回市民公開講座
知って守ろう!あなたの脳と心臓

医師・管理栄養士・救急救命士が、脳と心臓に関する正しい知識についてお話しします。

日時▶9月30日(土曜日)10時30分~12時15分
会場▶古河市コスモスプラザ(三和地域交流センター)
参加費▶無料
申し込みはこちら(外部サイトへリンク)

問い合わせ▶センター事務局☎029(853)3696

 

がん対策

んは早期発見・治療をすれば、生存率は高くなります。しかし、早期がんは自覚症状がなく、1~2年ほどで進行してしまうことがほとんどです。早期発見のために、定期的にがん検診を受けましょう。

がん検診の対象と受診の目安

種類 対象年齢 受診の目安
肺がん検診 40歳以上 1年に1回
大腸がん検診 40歳以上 1年に1回
胃がん検診(内視鏡) 50歳以上 2年に1回
胃がん検診(X線) 40歳以上 1年に1回
乳がん検診 40歳以上 2年に1回
子宮頸がん検診 20歳以上 1年に1回

がん検診の申し込み先

がん検診は、市町村やご加入の医療保険(職場)で実施しています。受けられるがん検診の種類や対象年齢、受診間隔、検査項目、費用などは実施主体によって異なりますので、お住まいの市町村の保健センターまたは職場へお問い合わせください。

がんに関する相談先

専門の相談員ががんに関する悩み事や不安などのお話をお伺いします

がんに関 する相談
いばらきみんなのがん相談室(無料)
☎029(222)1219
受付:月~金/9時~16時(土日祝日、8月13日~8月15日、12月29日~1月3日を除く)

この記事に関するお問い合わせ

県健康推進課
☎029(301)3229

 

戻る

次へ

 

 

このページに関するお問い合わせ

営業戦略部営業企画課戦略・広報

〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-2128

FAX番号:029-301-3668

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

質問:このページの情報は役に立ちましたか?

質問:このページは見つけやすかったですか?