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更新日:2025年1月22日
茨城県はいちごの出荷量が全国7位(令和5年野菜生産出荷統計)。
実は、全国でも有数のいちごの産地です!
今シーズンは、夏の高温の影響で、収穫開始は例年よりゆっくりとしたスタートとなりましたが、作柄は順調で、出荷量は例年並みとなる見込みです。
甘くてジューシーな味わいはもちろん、艶やかで頬張りたくなるようないばらきのいちご。
県内だけでなく、都内でも美味しいいちごスイーツを楽しめます。
また、いちご狩りを楽しめるところも県内各所に!
様々な品種が楽しめるいばらきのいちごシーズン、ぜひ、ご注目ください。
「いばらキッス」は茨城県で8年の歳月をかけて開発し、平成24年(2012年)に品種登録されたいちごです。果肉がしっかりとした「とちおとめ」を母親に、甘くて大きい「レッドパール」と、酸味が少なく甘みが強いやわらかな「章姫(あきひめ)」の掛け合わせを父親に交配して誕生しました。
一番の特長は糖度と酸味のバランスが良く、濃厚でジューシーな味わい。
いばらキッスブランド研究会では、100個に1~2個しか採れない果形の美しい30グラム以上の大粒を揃えた「特選いばらキッス」づくりにも力を入れています。
主な産地:鉾田市・行方市・小美玉市など 旬な時期:12月~4月(ピークは2月~4月) |
全国で生産されるいちごの多くを占め、茨城県でも多く栽培されています。
糖度が高く、ほど良く酸味があるのが特長で、果肉もしっかりしていて美味しいいちごです。
平成20年(2008年)に品種登録された茨城県オリジナル品種。
糖度が高く、酸味が少ないのでより甘く感じられます。
また、歯ざわりが良く、サクサクとした食感が特長。ひと粒でも大満足な食べ応えがあるいちごです。
平成17年(2005年)に品種登録された群馬県生まれのいちご。
果実はオレンジ色がかった赤色。酸味が控えめで、甘みが強いいちごです。
茨城県でも広く栽培されています。
完熟での収穫にこだわった、JA常陸のブランドいちご。
品種は「とちおとめ」で、鮮度を保つためにつる(バイン)を付けたまま朝採りで収穫した後に素早く冷却しているので、実がしまっていて果肉はしっかり丈夫です。
豊かな甘みと香りが口いっぱいに広がります。
「大場いちご園」では、いちごの作付面積23a、ビニールハウス8棟で、いばらキッスと白いちご「淡雪」をメインに栽培。
化学農薬を使わない太陽熱土壌消毒を毎年行い、自家製の堆肥で土壌環境を整えています。
また、水にもこだわり、ナノバブルの水を使うことで、根から酸素を多く取り込み、元気で健康ないちごを栽培。
化学肥料を低減しつつ、病害虫の発生を抑制する管理技術により、安全安心ないちご作りを心掛けています。
近年は、「茨城いちごグランプリ」をはじめ、県内外のいちごコンテストに多数入賞しています。
【住所】茨城県水戸市鯉淵町5044-16 |
茨城いちごグランプリ
茨城県いちご経営研究会では、2013年より、茨城県内各地のいちご生産者が丹精込めて栽培したいちごを出品し、生産技術の腕を競い合う、年に1度の審査会「茨城いちごグランプリ」を開催しています。
味や見た目の良さ、栽培管理方法などが審査され、総合して最も評価の高かったいちごを、「一般の部」「いばらキッスの部」の2部門で、各大賞1点・金賞2点・その他特別賞などを生産者に授与します。
水戸市で100年以上続く老舗の鰻料亭「ぬりや」が、「水戸の美味しい水」でクラフトビールを造りたいと、2023年に「Mito Brewing大工町醸造所」を設立。
2024年春から、市内にある常磐大学との産学連携によるクラフトビールの新商品開発に取り組み、このたび、茨城県オリジナル品種「いばらキッス」をメインに使用したいちごのビール「酔いちご(よいちご)」が誕生しました。
香料等を一切使用せず、いばらキッスそのもののナチュラルな香りを楽しめるビールに仕上がっています。
クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で先行販売されているほか、2月以降は県内の実店舗での販売も予定されています。
学生が制作した商品ラベル
常陸太田市の萩谷いちご園で収穫した「いばらキッス」
Mito Brewing大工町醸造所
「茨城の特産品とのコラボに挑戦! “水の都” 水戸のおいしい水で造るクラフトビール」 販売期間:2024年12月11日~2025年1月30日 <お問い合わせ> ■商品販売に関して ■産学連携・研究に関して |
道の駅「ひたちおおた」では、地域のにぎわいにつなげようと、2024年から敷地内にある農業用ハウスをいちごの摘み取り体験ができる施設としてオープンしています。
今年も1月5日からスタート。
品種は、茨城県オリジナル品種の「いばらキッス」と「やよいひめ」の2種類で、「摘み取り量り売り」と「30分食べ放題」の2つのプランがあります。
【住所】茨城県常陸太田市下河合町1016-1 道の駅ひたちおおたビニールハウス 【電話番号】050-1809-4158 【いちご狩り受付時間】土曜日・日曜日 ※平日利用の場合は事前予約 |
みつばやリーフレタスなどを育てる水耕栽培施設を持つファーム八千代が、2022年よりいちごの栽培をスタート。
長年、水耕栽培で培ってきた技術で、甘くてみずみずしいいちごが育ちました!八千代店のいちごは高設、古河店のいちごは吊り式で水耕栽培されています。
「紅ほっぺ」、「章姫」、「かおり野」、白い苺「エンジェルエイト」、そして珍しい品種「ソフィア」があり、どのいちごも甘味と酸味のバランスがほどよく、摘みたてのいちごのジューシーなおいしさを存分に味わっていただけます。
HP 八千代店 古河店 |
茨城県アンテナショップ「IBARAKIsense(イバラキセンス)」では、1月より、「いばらキッス」のほか県産いちごの生果販売を開始!
また、店内のカフェコーナー「BARAcafe」では、県産いちごを贅沢に使用したスイーツの提供をスタート!
定番メニューのほか、毎年大人気のパフェがパワーアップして登場します!乞うご期待!
茨城県産イチゴの贅沢パフェ/1,980円(税込)
IBARAKIsense 【住所】東京都中央区銀座1年2月1日、紺屋ビル1階 |
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