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更新日:2024年2月29日
高校生の時に東日本大震災を経験し、非常時にこそ日常の食事や健康が当たり前に享受できることがとても重要であることを実感しました。これをきっかけに、食を通じた一次予防や公衆衛生に関心を持つようになり、地域の行政栄養士として活動できる茨城県職員を志望しました。本県の特徴として人事異動先の幅が広く、行政だけでなく臨床の分野にも従事できることも理由の1つです。
県民の皆さんの生活習慣病予防と健康増進を目指し、おもに食育・栄養改善の情報発信や、保健所・学校・飲食店やスーパーマーケットなどの食品関係企業・団体関係者の方々と連携した県内の食環境整備など、食の面から健康づくりを推進する業務を行っています。
保健所勤務時代、管内の市町村や関係機関の方との情報交換の場をセッティングし、業務の好事例の共有や課題の解決に向けた意見交換を行ったところ、顔の見える関係性ができ、管内市町村の方から普段の業務の相談もしてもらえるようになった時は嬉しかったです。
県内食環境整備の一環として、「減塩料理は売れない」というイメージを持たれている食品関係企業の方にも自社で減塩を実践いただかなくてはならない、という難しい局面で、関係企業に協力を仰ぎ、実際に商品を減塩したメニューの試食つきのセミナーを実施したところ、参加者の方から気づきの声と反響があったことです。人に変わってもらうには、自分事として体感してもらわなければならない、と改めて学んだ瞬間でした。
仕事は相手ありきなので、自分の仕事の先に人がいることを意識して業務の優先順位をつけられるように心がけています。また、自分1人の考えの内だけでは決していい仕事は出来ないので、周囲の方々に相談して助けや意見をもらうようにしています。
現所属の先輩後輩はもちろん、今でも以前の職場の同僚や、同期の友達には沢山支えてもらっています。
学生時代、保健所臨地実習で県の業務について学ぶ機会はありましたが、業務の目指す方向性は分かっても、なかなか実務的な部分はイメージがつきづらく、実際に入庁するまではギャップを感じるほどイメージが持てていなかった、というのが正直なところです。実習や講義で学んだ法規や指針が、日々の業務の基本であり根幹であると改めて実感することが多いです。
時差出勤やテレワーク等の制度が活用でき、業務スケジュールや家庭の事情に合わせて自分で勤務しやすい体制を作っていけるのは魅力だと思います。
さらに、異動先の幅が広く多職種の方と交流ができるので、他部署や関係機関の状況も聞きつつ、自分の業務を深めていきやすい環境である印象です。
2016-2018 | つくば保健所(兼常総保健所) (栄養改善・食育推進業務、給食施設指導、食品衛生業務) |
2019-2021 | 竜ケ崎保健所 (栄養改善・食育推進業務、給食施設指導、食品衛生業務) |
2022- | 健康推進課 (栄養改善・食育推進業務) |
勤務前 |
6時30分 起床 7時40分 出勤 8時10分 職場到着、業務予定確認 |
午前 |
8時30分 メールチェック、事務処理 9時00分 担当業務の資料作成 10時00分 グループ・関係者と事業打合せ 11時00分 WEB会議 |
昼休み |
12時00分 昼食、グループメンバーや同僚と雑談 |
午後 |
13時00分 事業準備、連絡調整 14時00分 出張(講演・イベント) 16時30分 帰庁、報告資料の作成 17時00分 タスクリストの整理 |
勤務後 |
17時15分 退勤 18時30分 帰宅、家事・夕食・外出 23時00分 就寝 |
県の管理栄養士職の業務は、特に予防の分野はすぐには成果が見えづらく、一つひとつ地道に継続していくものも多いですが、本庁や保健所、病院や福祉施設と活動の領域が多岐にわたり、多職種と連携しながら自身の職能も活かして多くの人の健康や地域の活性化につなげていくことができます。
県職管理栄養士を志望されている皆さんと、一緒にお仕事が出来ることを楽しみにしています!
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