ここから本文です。

更新日:2015年5月26日

きのこ雑学講座1

身近な猛毒きのこ「ニガクリタケ」

ニガクリタケ
クリタケ
ニガクリタケ(写真上)は、傘も茎も黄色で、ヒダがオリーブ色~紫褐色、傘の直径が2~3センチメートル程の小さなきのこです。春~秋にいろいろな木の切り株などに束になって生えます。

県内ではごく普通に見られ、当センターにも「食べられますか?」という相談が、毎年何件かあります。とてもかわいらしい外見をしていますが、死亡例のある猛毒きのこです。

食用のクリタケ(写真下)に似ていて、栽培しているクリタケ、ナメコ、エノキタケ、シイタケなどのほだ木から生えることもあるので注意が必要です。

ニガクリタケの特徴は、その名の通り肉をかんでみるととても苦いことです。どんな猛毒きのこでも飲み込まずに、舌の上でかんでみて味を調べ、吐き出せば中毒することはありません。

毒きのこというと、目をそむけ、すぐに捨ててしまう人がほとんどですが、毒きのここそ確実に覚えなければいけません。味に特徴のあるきのこは、目だけでなく、舌でも調べてみましょう。

戻る

このページに関するお問い合わせ

農林水産部林業技術センター 

〒311-0122 茨城県那珂市戸4692

電話番号:029-298-0257

FAX番号:029-295-1325

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

質問:このページの情報は役に立ちましたか?

質問:このページは見つけやすかったですか?