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更新日:2020年5月26日
テングタケ(写真左上)は,褐色の傘の上に白色のイボを付けた大型の毒きのこでマツ林や雑木林に生えます。当センターの構内でも,ヒマラヤスギなどの樹下に群生します。 昔,ハエとりに使われたそうなので,皿に載せ電子レンジでしんなりさせたものをテーブルの上に置いてみたら,たかったハエが本当に死んでしまいました。 ドクツルタケ(写真右上)は,全体が真っ白で,柄には大きな膜質のツバと袋状のツボがあり,雑木林に生えます。世界でもっとも恐ろしい毒きのこの一つで,「殺しの天使」の異名を持ち,1本食べればまずあの世行きです。 タマゴタケ(写真右下)は,欧米では「皇帝のきのこ」と呼ばれ,優秀な食用きのこです。もっとも美しいきのこの一つですが,その美しい色が災いしてか,毒きのこの多いテングタケの仲間であるツボを持つためか,本県では,あまりきのこ狩りの対象にはされていないようです。 |
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