ホーム > 茨城を創る > 農林水産業 > 茨城県林業技術センター > 特用林産物トピックス > きのこ雑学講座4
ここから本文です。
更新日:2020年5月26日
![]() ホコリタケは,一般にきのこ狩りの対象にはされず,見つかると踏まれたり,蹴られたりするはかない雑きのこですが,若いうち(写真上)で,きのこを割ってみて中が真っ白ならば食用になります。味にクセが無く,汁物などに入れると,ハンペンのような歯触りが楽しめます。 きのこは,熟するにつれ黄褐色になり,頭の真ん中に穴があきます(写真下)。この頃は,表面の薄皮1枚を残して,内部は褐色の胞子でいっぱいになり,ちょっとつついてみると頭の穴から煙のように胞子を吹き出します。自然界では,雨滴などがぶつかる衝撃により胞子が発射されます。 ホコリタケの仲間は胞子の量が多く,この小さなきのこ一つに1兆個の胞子が出来ます。このたくさんの胞子を「ほこり」にたとえてホコリタケの名前が付けられました。
![]()
|
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください