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更新日:2023年7月1日
10月から、"アウトドア・食・新たな旅のスタイル”をテーマとした国内最大規模の観光キャンペーン「茨城デスティネーションキャンペーン」(茨城DC)が始まります。
今回は、地域の「食」に焦点を当てた企画、「Koga Farm & Dining(コガファームアンドダイニング)」をご紹介します。本企画は、旬の地元食材と地酒を楽しめるライブキッチンに加え、酒造り体験やハーブティーのブレンド体験など、作り手と語らいながら地域の食を味わうことのできるイベントです。昨年のプレDCでの実施をきっかけに、現在は定期的に開催されています。
地域(県・市町村・観光事業者など)とJRグループ6社が一体となって行う国内最大規模の観光キャンペーン。本県での展開は、2002(平成14)年以来21年ぶり3回目(秋期は初)
期間▶10月1日(日曜日)~12月31日(日曜日)
県観光物産課
☎029(301)3605
お米やハーブを栽培。青木酒造の酒米も作っている。銀座で料理人として働いた後、実家の農家を継ぐ。
青木酒造の8代目。代表銘柄「御慶事」は数々の入賞実績を誇る。新しい挑戦にも積極的に取り組んでいる。
―Koga Farm & Diningへの想いを聞かせてください。
秋庭 古河の魅力をもっと伝えるには、何か変化が必要だと感じていたんです。そこで、農家であり料理人でもある私は、収穫したばかりの食材をお客様の目の前で調理するライブキッチンを思い付きました。お客さまが「私たちに会いに来てくれる場所」となるよう、四季折々の食材を生かした一期一会の料理を振る舞っています。
青木 私も、日本酒をただ飲むだけでなく、作り手の人柄や想い、バックグラウンドを知った上で味わってほしいと思ったんです。そのために、田植えからラベル張りまで酒造りの工程をすべて体験していただいています。
秋庭・青木 お客さまの記憶に残る体験を提供できていたら嬉しいですね。
ライブキッチンの様子
酒粕と味噌、地元の野菜を使った料理
―農園と酒蔵が出会ったことで生まれたものはありますか。
青木 地元産米を使ったお酒を造りたいという思いに共鳴して出会ったのが秋庭さん。おかげで、県オリジナル品種の米「ふくまる」を使ったお酒ができました。
秋庭 ライブキッチンでは、青木酒造の酒粕と味噌を合わせるなど、新たな掛け合わせの調理法を紹介しています。
青木 酒粕は甘酒くらいしか使い道がなかったので、新たな可能性を感じますね。
秋庭農産園「ふくまる」を使用した日本酒「御慶事 純米吟醸ふくまる」
―今後はどのようなことに挑戦していきたいですか。
青木・秋庭 農と食を通じて、古河や県西の魅力を楽しんでいただけるよう、地域コミュニティーの環(わ)をさらに広げていきたいと考えています。また、将来的には海外からのお客さまにも足を運んでもらいたいです。人と料理を通じた交流を楽しみに、ぜひ私たちに会いに来てください。
株式会社Musubi
☎0280(33)3026
info@musubi-travel.jp
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