先輩からのメッセージ2024・土木

茨城県を志望した理由・動機を教えてください。

茨城県は、豊かな自然に恵まれながら、道路、河川、公園、港湾、空港、鉄道、上下水道など、土木インフラも充実しているため、ポテンシャルが高く、多様なフィールドで働くことができると考えたからです。
また、私の故郷である茨城県のさらなる発展のために、最前線で貢献できるのは、県職員だと考えました。

現在の仕事内容を教えてください。

市町村の公共下水道事業が円滑に進められるよう、助言や指導を行うほか、国と市町村のパイプ役として、予算の調整や各種調査などへの対応を行っております。
また、霞ヶ浦など湖沼の水質改善に向けて、県民の皆様の下水道接続を促進するために、環境部局とも連携しながら下水道接続補助金制度や広報啓発などの取組を行っております。
さらに、近年全国的に大きな被害をもたらしている「内水氾濫」への対策が喫緊の課題となっておりますが、これも下水道が担う重要な役割のひとつです。そのため、市町村からの内水対策に関する相談に対して、関係課で一丸となって技術的な助言を行うなど、豪雨災害に備えた防災・減災対策を促進しています。

県職員になって「やりがい」を感じたときを教えてください。

業務上の課題解決や目標達成のために、自分自身でアイディアを考え、内部調整して実行に移すときや、例えば災害などの緊急時において職場の皆でチームプレーで対処していくときなど、大変ではありますが、とてもやりがいを感じる瞬間です。また、土木職は、経験値が重要と感じており、先輩方に助けてもらいながら、勉強して身につけた知識を活かせる瞬間には楽しさを感じます。

これまでの仕事内容で印象に残っていることを教えてください。

県道のバイパス整備事業において、長い間、用地取得が困難だった地権者の方々から、2年がかりで協力をいただいた現場が印象に残っています。
私が担当した当初は、用地交渉を行うことも難しい状況だったため、事業を前に進めるにはどうすれば良いか、職場や業者、市の方々と相談しながら、道路設計の見直しも含めて検討を重ね、何度も現場と地権者の方々に足を運びました。最終的には、地権者の方々から「一生懸命がんばっている姿に感心する」と言っていただき、本当に嬉しかったことを覚えています。

仕事をする上で大切にしていることを教えてください。

仕事をするときは、明るく、楽しく、笑顔！をモットーに、まずは一生懸命やってみるという姿勢を心がけています。
また、職場の方々はもちろん、仕事を通じてお世話になるたくさんの方々との出会いや、人と人とのつながりを大切にしています。

県に入る前のイメージとのギャップを感じたことを教えてください。

県に入る前は、公務員は発注者の立場であるため事務的な仕事が多く、設計、施工に関する専門知識は、さほど必要とされないのではと考えておりました。しかし実際には、各種構造令や設計・施工指針などを分かるまで何度も読み返して勉強しながら、業者の方々などと一緒になって課題解決の道筋を検討し、的確な指示を行う能力が必要であると感じました。

県職員が働きやすいと感じた経験があれば教えてください。

男性の育休を推進しており、つい最近、私も1か月間の育休を取得したところです。
子供の体調不良やイベントなど、家庭の都合で急な休みが必要となる場合にも、職場の理解があるため対応しやすく、時差出勤制度も充実しており、ワークライフバランスを取りやすい職場だと感じています。

これまでに経験した業務を教えてください。

ある1日のスケジュール

先輩からのメッセージ

土木の道を志す皆様！ゼネコンやコンサルタントなど進路は様々ですが、もうお決まりですか？
公務員なくして公共事業は進められません。私たちみんなが使う土木インフラを支え、安心安全に暮らせる茨城県をつくりあげていきましょう！