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更新日:2015年6月23日
毎年4月に開催される「日立さくらまつり」で公開される、精緻で豪壮な山車。それは、「日立風流物」と呼ばれ、江戸時代中期から、市内の宮田地区の鎮守である神峰神社の大祭礼に、氏子たちが奉納・公開してきたものです。
山車の正面(表館)には、唐破風作りの5層の屋形があり、その背後には大きな岩山を模した後山がそびえています。高さは、なんと15メートル。屋形は、左右に割れて開くひたちおもてやかたからうしろやまはふだしふりゅうものようになっており、操り人形芝居が行われます。
人形は、綱によって操られ、今年は、「風流太閤記」と、「風流花咲爺」が演じられます。壮大な山車に舞台が開く様子や、人形がひっくり返って一瞬で変身する「早返り」など、その迫力、巧みな技は日本随一と評価されるほどです。
その価値が認められ、2009年には、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されました(2014年12月現在:日本で22件)。茨城ってすごい!!
ミリチチュマルコさん〈つくば市在住〉茨城県留学生親善大使
クロアチア出身のマルコさんは、茨城に住んで1年。筑波大学に通いながら、茨城県留学生親善大使として活動をしています。
「1年目なので勉強が忙しく、大学で過ごすことが多いですが、大好物のラーメンを友達と一緒に食べに行くのが息抜きです。つくばはラーメン屋が多いので嬉しいですね。日本では、春といえば桜ですが、クロアチアには桜がないので、昨年、つくばに咲くたくさんの桜を見て感動しました。ことしも公園で花見ができたらいいなあ」と、春の訪れを喜んでいるマルコさんでした。
寒暖の差が激しい奥久慈の風土から生まれた
地鶏の最高傑作「奥久慈しゃも」。
茨城県は、古くから軍鶏(しゃも)の生産地として、全国でも有名です。元来、闘鶏用の品種ですが、茨城県養鶏試験場(当時)の技術協力により、闘争心が弱く、肉の味が最高の銘柄鶏「奥久慈しゃも」が誕生しました。「奥久慈しゃも」は、広い鶏舎で、通常の約3倍の時間をかけて育て上げます。その肉質は、「全国特殊鶏(地鶏)味の品評会」で、堂々第1位に評価され、東京都内の老舗鳥料理店や有名焼き鳥店でも取り扱われています。地元の大子町では、60以上の飲食店がそれぞれ工夫を凝らして、奥久慈しゃも料理を提供しています。
この機会に「奥久慈しゃも」を、ぜひお召し上がりください。
Q.茨城県は、栗やメロンなど、付加価値の高い食材の宝庫です。県内で豊かな食材を味わえるようにし、グルメな県としてブランド化してはどうですか。(東京都・男性)
A.県では、県産品を取り扱う料理店を指定し(648店舗(平成26年12月末現在))、県ホームページで広くPRするとともに、各店舗において指定店ののぼりなどを掲示して、県産品の県内での消費拡大に努めています。また、地産地消運動である「茨城をたべよう運動」などにより、JAや市場関係者と連携しながら、県産品の積極的な利用を推進しています。さらに、県内の生産者や関係者が一丸となって、農林水産
物のブランド化に取り組んでいます。今後も、県内外の有名料理人の協力を得ながら、おいしい食べ物が豊富な、グルメな県として、情報を発信していきたいと考えています。
県販売流通課
☎029(301)3966
「ひばり」は各市町村、県出先機関、県内金融機関などに配置しています。
次回「ひばり」5月号の新聞折り込みは4月26日日曜日です。
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