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更新日:2023年2月26日
県では、本県農産物のブランド確立に向けて、県を代表する銘柄牛の「常陸牛」や銘柄豚肉の「常陸の輝き」、県オリジナル品種の梨「恵水」とメロン「イバラキング」、「栗」の5品目を広く知っていただくため、おいしさや品質の良さをPRするとともに、話題となる取り組みを実施しています。
今回は、県が誇る銘柄牛「常陸牛」をご紹介します。
常陸牛は、指定生産者が県内で飼育した黒毛和牛のうち、牛枝肉取引規格「B-4等級以上」の肉質に優れた最高級ブランドです。厳選された飼料を充分に与え、約30カ月かけてじっくりと肥育することで、肉質はきめ細かく柔らかで、見た目にも美しく風味豊かなおいしい「霜降り肉」となります。販売頭数は、令和2年度から3年連続で1万頭を達成する見込みで、全国でもトップクラスの販売頭数を誇る銘柄牛となりました。
「常陸牛」と呼べるのは指定生産者が育てた肉質等級4以上、歩留等級B以上の高品質な牛肉だけです。
肉質等級:肉の締まりやきめ、霜降りの度合い、色、光沢、脂肪の質などの基準
歩留(ぶどまり)等級:1頭の牛(枝肉)から、どの位の肉が得られるかの基準
平成26年のベトナムへの輸出を皮切りに、アメリカ、タイ、シンガポールなどへの輸出に取り組んでいます。
輸出量(※)は新型コロナウイルス感染拡大に伴う飲食店の営業規制により一時落ち込みましたが、規制が緩和されたことで、回復傾向にあります。
常陸牛は、海外でも高い評価を得ており、商談・交流会の開催やトップセールスを行うことで販路拡大を進めています。
※H26年度約0.4t→R3年度約11.6t
県では、常陸牛のさらなるブランド力強化を図るため、生産者とともに、おいしさを追求した新たな常陸牛のブランディングに向けた取り組みを開始しました。
うまみや食味を良くする「オレイン酸」と、口当たりの良い「小ザシ(霜降りの細かさ)」を指標とした新たなブランド基準の策定を進めており、この新基準により厳選した常陸牛を今年夏ごろから販売する予定です。
3月5日は「常陸牛の日」 クイズに正解した方の中から抽選で3人の方に常陸牛オリジナルクオカード5千円分をプレゼント お問い合わせ公益社団法人茨城県畜産協会
常陸牛フェア お問い合わせ県庁食堂「カフェテリアひばり」 |
県販売流通課
☎029(301)3966
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